Hyperliquid 2月のハイライト

ハイリキが毎週〜隔週で共有するアップデートを元にした、プロジェクトの1ヶ月の動きまとめ2月号です。

Hyperliquid 2月のハイライト
Photo by Silas Baisch on Unsplash

ハイリキが隔週で共有するアップデートを元にした、プロジェクトの1ヶ月の動きまとめです。後から自分で振り返る用にさくっと訳してあります。


HyperEVMローンチ!

2月の特筆すべきニュースといえばこれに尽きるでしょう。HyperEVMは、Hyperliquidの高性能な金融システムに汎用プログラマビリティを導入し、「あらゆる金融を統合する」というビジョンに向けた大きな一歩となります。

HyperEVMの初期メインネットリリースには以下が含まれます。

  • HyperEVMブロックはHyperliquidのL1チェーン上で直接処理築され、HyperBFTコンセンサスのセキュリティを完全に継承
  • ネイティブスポットHYPEとHyperEVM HYPE間のスポット転送
    ※HYPEはHyperEVMのネイティブコイン
  • DeFiアプリ向けの標準WHYPEシステムコントラクト(アドレス:0x555...5)
    ソースコード:https://hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs/for-developers/evm/wrapped-hype

バグバウンティについて


本日より、上記範囲内の報告にはメインネットのバウンティ報酬が適用されます。
詳細はHyperliquidバグバウンティプログラムを参照ください。

API・ウォレットユーザー向け情報

  • メインネット HyperEVMのチェーンID:999
  • JSON-RPCサーバー:https://rpc.hyperliquid.xyz/evm
  • ノード運用者・開発者には独自のRPCサーバーのホスティングを推奨しています。

開発者向け情報

ツールや分析プラットフォームはリリース初日にはまだ十分に整っていませんが、多くの開発者が改良に取り組んでいます。
その一環として、HyperEVMのブロックデータをリアルタイムでS3にストリーミングし、ノードを運用せずともデータのインデックス化が可能な仕組みを提供しています。詳細はこちら:https://hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs/for-developers/evm/raw-hyperevm-block-data

HyperEVM上で稼働中のプロジェクト

今後の予定

  • 一般的なERC20のネイティブ転送やプリコンパイルは、今後のネットワークアップグレードで有効化されます。
  • メインネットの機能は段階的にリリースされ、L1ユーザーの取引体験を妨げることなくHyperEVMと統合されます。

プロダクト関連のアップデート

  • メールログイン時の自動入金の信頼性向上、モバイルトークンセレクター、TP/SLでのマイナス%値の許容、保留中の入出金表示などを改善しました。
  • BTCのスポット取引、入金、出金が利用可能になりました。(提供:Unit)
  • UIの細かい改善を実施

技術関連のアップデート

  • マルチシグがメインネットで利用可能になりました。他チェーンと異なり、Hyperliquid L1にネイティブに組み込まれており、スマートコントラクトを必要としません。詳しくはドキュメントをご覧ください。

トレーディング関連のアップデート

新規上場(7)

  • VV
  • JELLY
  • BERA
  • TST
  • LAYER
  • IP
  • OM
  • KAITO

コミュニティハイライト

Hyperliquidエコシステムの開発チームを追跡したい方は次の情報リソースを参照ください。

Hyperliquid情報

Webサイト(取引手数料4%オフのリファ付):
https://app.hyperliquid.xyz/join/KINAKOMOCHIHARA
X(旧Twitter):https://x.com/HyperliquidX
Medium:https://hyperfnd.medium.com/